
鹿島は勝てば文句なしで王座奪還が決まる。引き分けや負けでも柏の結果次第で優勝の可能性があるが、植田は「勝つだけ。目の前の一戦だけに集中して、全員で勝ち切りたい」と言葉に力を込めた。
2017年は首位で迎えた最終節に引き分け、連覇を逃した。フル出場した植田は「一番印象に残っている試合」だという。「ああいう経験は、他の若い選手にはさせたくない。あの経験を生かすのが、この試合」と意気込む。以降も上位につけながら頂点に届かなかったシーズンが多かった。サポーターに「これだけ待たせてしまっている。一緒にタイトルを取りたい」と誓った。
【時事通信社】
〔写真説明〕取材に応じる鹿島の植田=3日、茨城県鹿嶋市
〔写真説明〕G大阪戦で競り合う鹿島の植田(中央)=10月5日、メルスタ
2025年12月03日 17時02分