フリースタイルスキーの堀島行真、大願成就へ挑戦=高難度エアを切り札に―五輪・日本のエース



悲願の金メダル獲得を懸ける舞台になる。フリースタイルスキー男子モーグルの堀島行真(28)=トヨタ自動車=は、ミラノ・コルティナ大会が3度目の五輪。「どうにかして結果を残す。強い気持ちで挑む」と覚悟をにじませる。

2018年平昌五輪は11位。22年北京五輪はメダルを最低限の目標に掲げ、結果は銅だった。表彰台の喜びは、すぐに頂点に立てなかった悔しさに変わった。

表彰台の中央を目標にまい進してきた4年間。昨季のワールドカップ(W杯)では、目先の成績よりも五輪で勝つことを見据え、体の軸をずらして4回転する「コーク1440」に挑み続けた。実戦で操れる選手は世界でわずかの高難度のエア。昨年3月の世界選手権で成功させて優勝を手繰り寄せ、昨秋には「85%くらいの確率で、できるようになっている」。手応えを口にした通りに今季のW杯開幕戦でも勝利し、五輪に向けて弾みをつけた。

自身を取り巻く状況は北京から一変した。22年秋に北京五輪女子モーグル代表の住吉輝紗良さんと結婚し、第1子も誕生。家族の存在は「『絶対に負けられない』と自分を奮い立たせてくれるもの」と言う。

さらなる成長を求め、ノルウェーに拠点を移す変化も。雪上練習が重ねられる屋内施設があり、年間を通じて滑走技術を磨ける申し分のない環境を整えた。大願成就へ、あとは大舞台で今の力を発揮するだけだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕今季W杯開幕戦で滑走する堀島行真=2025年12月7日、フィンランド・ルカ(Lehtikuva時事) 〔写真説明〕今季W杯開幕戦で勝利し笑顔の堀島行真(右)=2025年12月7日、フィンランド・ルカ(Lehtikuva時事)

2026年01月09日 07時09分


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