第一人者の責任胸に=小林誠也、4年間で成長実感―リュージュ〔ミラノ・コルティナ五輪〕



日本では競技人口が少ないリュージュ。ミラノ・コルティナ五輪でただ一人の出場となる男子1人乗りの小林誠也(24)=中外印刷=は「もっとリュージュを知ってもらえればうれしい。そのためには結果が必要になってくる」と語る。第一人者としての責任を胸に自身2度目の五輪に挑む。

長野県出身で、小学5年で初めて競技に触れた。1998年長野五輪の会場として使用されたスパイラルで滑る機会があり、「すごく楽しかった。小さい頃からそり遊びが好きだった」。すぐにスピード感あふれる競技のとりこになった。

現在、スパイラルは閉鎖中。国内の練習環境が整っておらず、米国チームと合宿を共にするなどして腕を磨いてきた。強豪から技術を教わったり、そり改良などの助言をもらえたりする関係に感謝しながらも、日本選手として孤軍奮闘している状況には「やっぱり寂しい。仲間と一緒に切磋琢磨(せっさたくま)できたらなと思う」と話す。五輪で活躍し、後進に影響を与えたいと望む。

手で氷をかいて滑り始めるリュージュは、腕の力がものをいう競技。今季のワールドカップで14位に入った小林には「パワーやスタートの技術は上がっている」と、上位で戦える手応えも出てきた。

20歳で初出場した前回の北京五輪は32位。「緊張にのまれて力を出し切れなかった」と悔いを残したが、今回は「自分らしい滑りができれば結果はついてくると思う」と話し、15位を目標に掲げる。現地入りした後の練習では、「すごく楽しめている。気持ちの余裕はすごくある」。この4年間で成長した姿を本番で示すつもりだ。

【時事通信社】 〔写真説明〕リュージュのワールドカップに臨む小林誠也=1月3日、ラトビア・シグルダ(EPA時事)

2026年02月06日 14時32分


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