三浦と木原、会心演技=SP今季世界最高―フィギュアスケート〔ミラノ・コルティナ五輪〕



手応え十分だった。曲が終わった瞬間、2人とも拳を突き上げる。82.84点が発表されると木原は跳びはね、三浦は手で口を覆った。「積んできた練習がうそじゃなかったという、心からのガッツポーズが自然に出た」と三浦。2位を5点以上も上回り、堂々のトップ。自己ベストで今季世界最高、歴代でも3位となる会心の演技だった。

昨年12月の全日本選手権で三浦が左肩を負傷した。それでも、イタリア入り後は「本当に何も心配なく練習することができている」と強調。連日、公式練習で見せていた状態の良さを維持し、世界選手権覇者の貫禄を示した。木原は「全体的に焦ることなく、落ち着いて一つ一つのエレメンツができた」と充実感をにじませた。

今季、苦しむこともあった2人そろって跳ぶジャンプはしっかりと決め、スピンの息もぴったり。スピードに乗り、時に険しい表情を見せるなど情感もたっぷりだった。技術点はもちろん、表現力などを評価する演技構成点でも他のペアを圧倒した。

男女シングルに比べて、ペアは日本の強化が遅れていた過去がある。2人の成長が前回北京五輪団体の初メダルにつながった。次は金メダルへ―。重圧をはねのけ、まずはSPで期待に応えた。

【時事通信社】 〔写真説明〕フィギュアスケート団体、ペア・ショートプログラムの演技を終えてガッツポーズする三浦璃来(左)、木原龍一組=6日、ミラノ郊外 〔写真説明〕フィギュアスケート団体、ペア・ショートプログラムで演技する三浦璃来(右)、木原龍一組=6日、ミラノ郊外

2026年02月06日 23時00分


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