
1―1で迎えた最終第3ピリオド。こう着した展開を打開したのは日本の伊藤だった。ゴール右から鋭いシュートを放って勝ち越し、「チームのみんながゴールに向かった結果。誰が決めてもおかしくなかった」。直後に追加点も生まれ、肝心の初戦を物にした。
大舞台特有の難しさがあったか。ちょうど1年前の五輪最終予選では7―1で圧倒したフランスに手を焼いた。一方的に押し込む時間がありながら、戻りが速い相手守備を崩し切れない。第2ピリオド終盤に浮田が均衡を破っても、すぐに追いつかれた。
主将の小池は「目標はメダル獲得。そこで一番大事になってくるのが初戦」と展望していた。初代表のメンバーが11人と、前回北京五輪から若返りを遂げたチーム。ひやひやする状況にはなったものの、肩の荷は下りたことだろう。
日本にとって初めての準決勝進出を目指す上で、1次リーグはトップ通過を果たしたいところ。小池は「歴史を変えるつもりで臨んだ。1勝できて、勢いがついた」と力を込めた。課題としていた攻撃面を修正し、上昇気流に乗りたい。
【時事通信社】
〔写真説明〕アイスホッケー女子1次リーグのフランス戦、日本2点目のゴールを決めた伊藤(中央右)=6日、ミラノ郊外
〔写真説明〕アイスホッケー女子1次リーグのフランス戦、相手ゴール前で競り合う浮田(右から2人目)=6日、ミラノ郊外
2026年02月07日 00時07分