
陸上の男子走り幅跳びで2021年東京五輪6位の橋岡優輝(27)=富士通=が、新天地で再起を図る。跳躍種目の五輪メダリストを指導した実績を誇るジェレミー・フィッシャー氏を新たにコーチに迎え、拠点を米カリフォルニア州サンディエゴへ移した。
22年から男子短距離のサニブラウン・ハキーム(東レ)と共に米フロリダ州を拠点とし、短距離指導に定評のあるレイナ・レイダー氏に師事。走力向上を実感しつつも、24年パリ五輪や23、25年の世界選手権は予選敗退に終わり、「跳躍につなげるところで物足りなさを感じてしまった」。昨秋から2カ月ほどを休養に充て、自身を見詰め直してコーチ変更を決断した。
フィッシャー氏は12年ロンドン五輪で女子走り幅跳び金メダルのブリトニー・リース(米国)、同五輪の男子走り幅跳びと三段跳びで表彰台に立ったウィル・クレイ(同)らを指導。橋岡は「わくわく半分、不安半分。貪欲にいろんなことに挑戦していかないと成長はない」と強い覚悟を口にし、城山正太郎(ゼンリン)が持つ8メートル40の日本記録更新に意欲を示した。
3月末の記録会では「50%ぐらいの完成度」という中で8メートル14をマークした。29歳で迎える28年ロサンゼルス五輪に向けて、「一つのターニングポイントになる」。新コーチの元で跳躍技術を洗練させ、飛躍を期す。
【時事通信社】
〔写真説明〕新拠点で再起を期す陸上男子走り幅跳びの橋岡優輝=1日、成田空港
2026年04月04日 07時11分