NY原油、一時113ドル台=トランプ氏演説で停戦期待後退―3週ぶり高値、ダウは600ドル超安



【ニューヨーク時事】ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は2日、米イスラエルとイランの紛争を巡る先行き不透明感を背景に、急伸した。米国産標準油種WTIは午前9時現在、前日終値比13.80ドル(13.78%)高の1バレル=113.92ドル。3月上旬以来、約3週間ぶりの高値を付けた。トランプ米大統領のイラン情勢に関する演説を受け、早期停戦期待が後退した。

トランプ氏は1日夜(日本時間2日午前)、国民に向けた演説で「今後2、3週間で徹底的に(イランを)攻撃するつもりだ」と明言した。市場では戦闘がエスカレートし、原油輸送の要衝ホルムズ海峡が事実上封鎖された状態が当面続くと懸念が再浮上。供給混乱が解消されず、原油高が継続するとの思惑から買いが殺到した。

原油急騰を受けたインフレ高進リスクに押され、2日のニューヨーク株式相場は大幅反落して始まった。優良株で構成するダウ工業株30種平均の下げ幅は一時660ドルを超えた。

【時事通信社】

2026年04月02日 23時07分

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