
開幕から28打席目。今季初アーチは、打った瞬間に確信する当たりだった。ドジャースの大谷は3点を追う三回、右中間へ同点3ラン。ベースを一周してベンチへ戻る際には、両手を合わせて空に向かって祈るようなポーズを見せた。
元巨人の右腕マイコラスに対し、1ボールから低めのチェンジアップをすくい上げた。刺激を受けるように、打線上位4人がそろって本塁打を放って大勝。タッカーは「彼に初アーチが出てよかったし、後の打者が続けた」と喜んだ。
ここまで6試合に出場し、打率1割6分7厘。長打はなく、打点もゼロと持ち味が影を潜めていた。この日の一発は飛距離約122メートル、打球速度は109.5マイル(約176キロ)。四回にも鋭く右前に運んで初の複数安打をマークし、九回には中堅後方への犠飛を放って計4打点とした。
ロバーツ監督はこれまで引っ張りの傾向が強かったことを指摘。「フィールド全体を使えていた。(左飛も)逆方向にも強い打球が出ていたし、打撃の内容が良かった」と復調に太鼓判。開幕7戦目で飛び出した大谷らしい豪快な一撃。目覚めの号砲となるか。
【時事通信社】
〔写真説明〕ナショナルズ戦の3回、3点本塁打を放ちダイヤモンドを回るドジャースの大谷=3日、ワシントン
2026年04月04日 10時20分