
パー5の18番を首位と4打差で迎え、高橋彩華は「トップ10で終われたらいいな」と思いを巡らせていた。しかし、状況は一変。残り90ヤードからの3打目はピンの奥で跳ね、バックスピンでそのままカップイン。上位の後退もあり、会心のイーグルで一気にトップタイに駆け上がった。
同じ18番でのプレーオフは、2度ともバーディー。3人の争いを制した。「追い上げて優勝できたのは初めて。自信になった」。驚きと喜びが入り交じる表情で、通算3勝目をかみしめた。
昨年6月に3年ぶりのツアー優勝。「昨年以上の成績を出すには、昨年より練習しないと駄目」と、オフは周囲が止めるほどの猛練習に励んだ。課題だったショートゲームに5時間取り組んだ日も。「あれだけ練習したんだから、という気持ちでプレーオフはやれた」。精神面も強くなった。
「黄金世代」と呼ばれる1998年度生まれの27歳。今季は年間3勝を目標に掲げる。「年間3勝できて一流。自分もそこに入りたい」。さらなる高みをにらみ、力強く言った。
【時事通信社】
〔写真説明〕プレーオフを制し、喜ぶ高橋彩華(右)=5日、静岡・葛城GC山名
〔写真説明〕プレーオフを制し、喜ぶ高橋彩華=5日、静岡・葛城GC山名
〔写真説明〕バンカーショットを放つ高橋彩華=5日、静岡・葛城GC山名
2026年04月05日 19時47分