井上尚弥、最強証明に自信=「通過点」の先に何が―ボクシング・無敗決戦(上)



プロボクシングの世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチは5月2日に東京ドームで行われ、統一王者の井上尚弥(大橋)と中谷潤人(M・T)が対戦する。ともに32戦全勝、複数階級制覇と最高峰の戦績。頂上対決を追う。



井上尚はこのビッグマッチを「通過点」と表現した。「大一番で負けられない気持ちが非常に強いし、僕のボクシング人生はここで終わりではない」

これまでねじ伏せてきた猛者たちと比べても、中谷は遜色ない強敵。だからこそ「格の違い」を見せて勝ち、最強を証明することに価値があるのだろう。大橋秀行会長は「やる気満々というか、何だか楽しそう」と心境の変化を感じ取ったそうだ。

舞台は整った。輝きを増すスターは、1988年と90年に日本のファンを熱狂させたヘビー級のマイク・タイソン(米国)と同様に、東京ドームで2度目のメインイベントを務める。大橋会長によると、満席となる5万5000人分のチケットは完売。国内では過去最大の規模となり、注目度は群を抜く。

世界4団体統一に4階級制覇。米専門誌リングが定める全階級を通じた世界ランキング「パウンド・フォー・パウンド」で1位も経験した。既に最強を証明したとも言える井上尚が、なお求めるものは何か。

フェザー級に上げて世界5階級制覇を目指すプランがある。一方で、スーパーバンタム級で「もう一つやりたいと思っている試合がある」とも発言した。「モンスター」の視線は「通過点」を突き抜けて、既にその先を見ているようにも思える。

【時事通信社】 〔写真説明〕世界スーパーバンタム級主要4団体タイトルマッチに向けて公開練習を行う井上尚弥=20日、横浜市

2026年04月28日 07時04分


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