
F東京が意地を見せた。互いに13人が蹴り合う壮絶なPK戦を制し、4連勝中だった浦和から貴重な勝ち点2。かろうじて東で1位の可能性を残した。
中央で素早くパスをつなぎ、再三ゴール前に迫ったが、得点を奪えない。それでも守備で集中を切らさず、高い強度を維持してボールを奪取。0―0からのPK戦では、GK金承奎が好セーブを見せるなど勝利を引き寄せた。
W杯の代表入りを巡りチーム内は悲喜こもごも。ただ、気持ちは全員同じ方向を向いている。選外だった佐藤龍は、「目の前に試合があり、モチベーションは全くなくなっていない」と前向きにプレー。試合後に韓国代表入りを知った金承奎も「それより試合に勝ったことが大事」と百年構想リーグに集中している。
5大会連続で代表入りした長友は、ベンチ入りしたが、出場機会はなかった。松橋監督は「戦術的な理由」と説明。17日に試合がある鹿島の結果次第で1位の可能性は消えるが、佐藤龍は「望みがつながると信じている」と語った。
【時事通信社】
〔写真説明〕PK戦の末、浦和に勝ち喜ぶ長友(中央)らF東京イレブン=16日、埼玉
〔写真説明〕PK戦で、セーブするF東京のGK金承奎=16日、埼玉
2026年05月16日 23時17分