
メジャー初昇格の知らせを受けた後、ホワイトソックスの西田は「泣きました」。大阪府出身の25歳。マイナーの階段を着実に上がり、ついに最高峰の舞台へたどり着いた。
9番右翼でいきなり先発出場。デビュー戦では感慨に浸る暇はなかったようで「めっちゃ早かった。ほぼ覚えていない」。集中を切らさず、170センチに満たない体で躍動。地元シカゴのファンの心をつかんだ。
二回の守備では本塁への好返球で走者をアウトに。跳びはねるようにベンチへ戻った。四回にはしぶとく中前へ運んで初安打を記録し、果敢に二塁をうかがう姿勢も。「あれ、行った方が良かったですよね」。俊足の自負ものぞかせた。
宮城・東北高を出て渡米。オレゴン大でプレーし、2023年にドラフト指名を受けた。留学を支援する会社も運営し、野球と両立させながら地道に努力を続けた。
背番号は51。イチローさんのイメージが強い番号に、「変えた方がいいと思うくらい重い」と背筋を伸ばす。「村上さんの前に、できるだけ塁に出たい」。役割を自覚し、息の長い活躍を期している。
【時事通信社】
〔写真説明〕ツインズ戦の4回、安打を放つホワイトソックスの西田=25日、シカゴ(AFP時事)
〔写真説明〕ツインズ戦でメジャー初安打を放ったホワイトソックス・西田のボール=25日、シカゴ
2026年05月26日 19時29分