再出発の初戦は黒星=巨人ファン、懸命に応援―プロ野球



東京ドームの大型ビジョン。カード初戦の試合前に演奏される恒例の君が代に合わせ、通常なら阿部監督にぐっと寄る映像が流れる。しかし、この日のビジョンに映ったのは国旗だった。娘への暴行容疑で逮捕された指揮官の辞任劇により、先発メンバー紹介の演出映像が一部カットされるなど、いつもとは違う雰囲気の中で巨人が交流戦初戦を迎えた。

後を託された橋上監督代行が、メンバー表交換を終えてベンチに下がると、オレンジに染まったスタンドから背中を押すような拍手が広がった。先発の則本が一回に三振を奪えば歓声が上がり、泉口の鋭い打球が右飛に終わるとため息が漏れる。前代未聞の事態が起こっても、巨人ファンの応援したいという気持ちは簡単には揺らがない。

現役監督が不祥事によりシーズン半ばで去ってしまったことで、支持できないファンもいることだろう。それでも、4万2280人の観客が集まった。再出発の初戦は黒星。橋上監督代行は「思い通りにいかないときがあると思うが、一生懸命にやっている姿だけは忘れずに、みんなで団結してやっていきたい」と誓った。

【時事通信社】 〔写真説明〕ソフトバンクに敗れ、ファンにあいさつする巨人の橋上秀樹監督代行(左)ら=26日、東京ドーム 〔写真説明〕1回、安打を放った吉川に拍手する巨人の橋上秀樹監督代行(中央)=26日、東京ドーム

2026年05月26日 21時59分


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