
一致団結した巨人は強かった。阿部監督の衝撃的な辞任から1日。橋上監督代行の下で昨年の日本一、パ王者のソフトバンクを撃破。「ほっとした」と指揮官。交流戦前からの連敗を5で止めた喜びに、ファンも酔いしれた。
まずは1点を先制された直後の三回裏だった。先頭から打線がつながり、打率1割台の坂本も安打を放って無死満塁。押し出し四球とキャベッジ、丸の連続適時打で逆転すると、さらに松本が絶妙なバント安打、先発投手の戸郷が2年ぶりの打点となる適時打を放ち、一挙5点を奪った。
まだ本調子ではない戸郷をバックが支えた。七回1死一塁で迎えた近藤の打席。左翼深くに伸びた飛球を松本が捕球すると、泉口を経由して一塁に転送し、飛び出していた走者の周東をアウトにした。戸郷は「先制はされたが、すぐに味方が取り返してくれたので粘り強く投げることができた」と仲間に感謝した。
橋上監督代行は戸郷から「代行1勝目ですね」と祝福され、ウイニングボールを渡された。暗いムードをひとまず吹き飛ばす白星となった。
【時事通信社】
〔写真説明〕先発投手の戸郷から渡されたウイニングボールを手に、笑顔を見せる巨人の橋上監督代行=27日、東京ドーム(球団提供)
2026年05月27日 22時30分