小田凱人、宿敵ねじ伏せV4=「20連覇」宣言も―全仏テニス・車いす部門



【パリ時事】テニスの全仏オープン車いす部門の男子シングルスで6日、20歳の小田凱人(東海理化)が4連覇を果たした。決勝でアルフィー・ヒューエット(英国)を6―3、6―3で下した。

赤土のコートで小田が力の限り雄たけびを上げた。国枝慎吾さん以来、2人目の4年連続優勝。「この舞台は自分の中で他とは違う。ここに懸ける思い、負けたくない気持ちが結果に出た」

宿敵との決勝。第1セットは勝負どころで強打がさえて奪取した。だが、第2セットの開始直後にダブルフォールト。相手がここを逃さず攻勢に出て0―3とリードされた。それでも冷静さを失わず、思い切ったサーブと得意のリターンで徐々に流れを引き戻し、「全体的にねじ伏せるような試合ができた」とうなずいた。

小田が全仏にこだわるのは、圧倒的な実績を残しているからだけではない。主催者は車いす部門に力を入れており、ローランギャロスで2番目に大きなコートで試合が組まれることも珍しくない。「四大大会の中でも、ここはお客さんが興味を持ってくれている。だから勝ちたい」と小田。注目度の高さもモチベーションだ。

試合直後には「20連覇」という言葉も口にした。今後も全仏のタイトルを譲るつもりはない。「最年長記録も狙っている。2030年、40年もやると思う」と壮大な目標を掲げた。

【時事通信社】 〔写真説明〕車いす部門の男子シングルス決勝でプレーする小田凱人=6日、パリ(AFP時事)

2026年06月07日 19時18分


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