
日本サポーターによる君が代の大合唱で、「最高の景色」を目指す戦いが始まった。「オランダ相手に、W杯の舞台で勝ち点1を取れるチームがどれだけあるのか」。森保監督は準優勝3度の相手に、2度のリードを追い付いた価値を強調した。
互いに慎重に進めた前半から一転、試合は後半に入ってすぐに動いた。「我慢比べ。どっちが隙を見せないかの勝負」と堂安。日本は相手FKの流れで陣形の崩れている隙を、警戒していたファンダイクに突かれた。
中村が同点ゴールを奪ったのもつかの間、サマーフィルの突破を止めきれずに失点。3人交代で、小川と上田の2トップとするより攻撃的な布陣に変更。試合終了間際、CKから小川のシュートが鎌田に当たると、相手GKの手をかすめてネットを揺らした。
オランダに対してボール保持で劣勢に回るのは想定内だったにしても、日本が誇る連動した守備を発揮できなかった。「埋めなければいけない差はある」と監督。序盤からブロックの位置が低く、守備の積極性を欠いたのは次戦への課題だ。
世界からも「ダークホース」と目され、「初優勝」を目標に掲げる森保ジャパン。中村は「チームとしてこれから戦っていく上で大きな自信になる」と力を込めた。最後まで勝負を諦めない姿勢で、頂点まで一歩ずつ進んでいく。
【時事通信社】
〔写真説明〕後半、CKから小川(右奥)のシュートが鎌田(左端)に当たりチーム2点目の同点ゴールとなった=14日、米ダラス
〔写真説明〕後半、同点ゴールを決める中村(左端)=14日、米ダラス(ロイター時事)
2026年06月15日 13時05分