
日本は後半6分に、警戒していたセットプレーからファンダイクに先制を許した。それでも、森保監督はいつものように後ろ手を組んだまま表情を変えなかった。
「オランダは強かった」。そう振り返りながら、次々と攻撃的なカードを切って2度許したリードを追い付いてみせた。
相手の長所を封じられなかった反省は残す。それでも「オランダ相手に、W杯の舞台で勝ち点1を取れるチームがどれだけあるのか。そう簡単ではない」。欧州勢に対する無敗継続は10試合になった。
試合後の記者会見。進行役が質問を打ち切った後に「しゃべっていいですか?」と切り出し、オランダメディアに向けて思いを語り始めた。
自身を発掘した元日本代表監督のハンス・オフト氏と広島で監督を務めた故ビム・ヤンセン氏の名を挙げ、「2人だけでなく、オランダからのたくさんの指導者、選手の方々が日本のレベルアップに貢献してくれたので、感謝を申し上げたい」。監督らしい律義な対応で、会見場を後にした。
【時事通信社】
〔写真説明〕試合後、声援に応える森保監督=14日、米ダラス
2026年06月15日 20時34分