
淡々とテンポ良く投げ、スコアボードにゼロを並べた。日本ハムの加藤貴がオリックス打線を散発3安打、無四球の好投で2024年5月以来の完封。連戦の中で救援陣を休ませ、「いつか一人で投げたいと思っていた。自信を持って、また次に向けて頑張りたい」と汗を拭った。
持ち味の制球力が光り、二塁も踏ませない危なげない投球。二回に安打を許した後は、八回まで3人ずつで片付けた。九回は若月にカットボールを左前に運ばれて1死一塁。それでも動揺はせず、山中は三邪飛、野口には高めの138キロで中飛に仕留めた。捕手の田宮がマウンドに駆け寄ると、ほっとしたような笑顔でハイタッチを交わした。
新庄監督は「あのコントロールならそりゃあ勝つね。安心感しかない」と左腕をたたえた。チームメートの伊藤、北山に並びリーグトップの8勝目をマークし、監督は「いいライバル意識というか。3人で16勝ずつしてくれたら、こっちは万々歳ですよ」とにっこり。加藤貴は「(伊藤)大海と北山は持っているものがすごい。僕は周りに助けられての8勝だと思うので、そこは謙虚にいきたい」と気を引き締めた。
【時事通信社】
〔写真説明〕完封勝利を挙げ、新庄監督(左)に迎えられる日本ハムの加藤貴=1日、エスコンF
〔写真説明〕力投する日本ハム先発の加藤貴=1日、エスコンF
2026年07月01日 22時33分