
球場が大歓声に包まれた。4点リードの九回に2点差に迫られると、益田が7番手としてマウンドへ。追加点は許さず、通算250セーブにあと1に迫った。
抑えの横山が突然崩れ、快勝ムードが消えかかっていた。益田は、リリーフカーに乗っている間に「(気持ちを)落ち着かせた」。
最初の打者は森友。直球を2球続けて一邪飛に打ち取った後、四球で2死一、二塁。次の紅林には150キロ近くの低めの直球を捉えられ、打球は右翼へ飛んでいった。あまりの大飛球に「かなりヒヤッとしたが、マリンの風に助けられた」。打球は藤原のグラブに収まり、ファンの悲鳴は大きな歓声に変わった。
長く抑えを務めたが、15年目の今季は勝ちパターンの継投メンバーには入っていなかった。久々にセーブが懸かった場面でも「(準備は)間に合わせた。仕事なので」と頼もしさがにじむ。
大記録を目前に「想像はしていないが、その時が来たらしっかり抑えて達成したいと思う」。36歳の準備はできている。
【時事通信社】
〔写真説明〕オリックスに勝利し、通算249セーブを挙げて笑顔を見せるロッテの益田(右)=10日、ゾゾマリン
〔写真説明〕通算249セーブを挙げたロッテの益田=10日、ゾゾマリン
2026年07月10日 23時26分