重圧受け入れ、番付の頂点へ=霧島、上々の滑り出し―大相撲名古屋場所



初日という独特の重圧に加え、成績次第では番付の頂点が見えてくる。そんな状況を受け入れながら、霧島が厳しい攻めで藤ノ川を一蹴した。「緊張を楽しみ、慣れていくこと」と話す声色に余計な力みは感じられなかった。

右からかち上げ気味に当たると、その手を伸ばして豪快に押し倒した。圧力勝ちし、「スピードで負けないようにいった。相手の立ち合いを止められたことがよかった」と満足そうに言った。

場所前は出稽古で精力的に相撲を取った。多士済々の関取衆がいる伊勢ケ浜部屋に赴いた内容を振り返り、「いい稽古ができた」と自信に。今春に小学生になった長女とは頻繁に電話で連絡を取る。帰宅の時期を尋ねられるたわいない会話も活力になっているようだ。

審判部の浅香山部長(元大関魁皇)は、ハイレベルの優勝を遂げた際に横綱昇進の可能性があるとの見解を示している。土俵下で見守った九重審判長(元大関千代大海)は「寄せ付けなかった。いい初日」と評した。霧島は上々の滑り出しに「一番、一番。つなげていきたい」と力強かった。

【時事通信社】 〔写真説明〕藤ノ川(左手前)を押し倒しで下した霧島=12日、愛知・IGアリーナ

2026年07月12日 20時35分


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