
最後は悔しそうにマウンドを降りた中日の涌井だったが、勝利を呼ぶには十分の力投だった。七回に1点を失い、なお2死一塁で岸田に右前打を打たれて降板。毎回の12安打を浴びながらも、要所を締めて七回途中1失点にまとめ、40歳が巨人のルーキー竹丸に投げ勝った。
「カウントを不利にせず、自分のペースで勝負できた。遅い球を使いながら打者に的を絞らせなかったのがよかった」。制球に苦しむ場面は少なく、四死球がなかったのも大きかった。
ピンチは落ち着いて切り抜けた。五回は2死から連打で一、二塁とされたが、4番ダルベックを内角直球で詰まらせて遊ゴロに。六回1死一、三塁では知念を三飛に仕留め、代打大城からは力強い外角直球で空振り三振を奪った。
前回登板で今季初勝利を挙げ、デビューから22年連続勝利をマーク。これで2連勝の涌井を、井上監督は「ベテランが淡々と投げる姿は頼もしかった」と高く評価した。
【時事通信社】
〔写真説明〕力投する中日先発の涌井=18日、東京ドーム
2026年07月18日 18時45分