
阪神の劣勢で終盤まで進んだ後半戦の初戦。0―3の七回に強力打線が本領を発揮し、敵地に詰めかけたファンを熱狂させた。
1死から元山が左前打で出塁すると、大歓声に後押しされて森下が代打で登場。29日のオールスター戦第2戦を下半身のコンディション不良で急きょ欠場し、この日は今季92試合目で初めて先発メンバーから外れていた。この大事な場面で起用され、きっちりと四球を選んだ。
さらに好機を広げ、中野の右犠飛、佐藤の右翼線二塁打で1点差に。ここで4番に入った10年目のベテラン、大山が外角低めの154キロを右前にはじき返し、逆転の2点適時打。「みんなでつないでつくったチャンスだったので、そのまま逆転したいと思っていた」とうなずいた。
後半戦の「開幕投手」を託された才木は二回までに3点を奪われた。六回には岩田に粘りに粘られた末に、19球目で左前打を許したところで降板。期待に応えられなかった右腕は「序盤に点を取られてしまい、苦しい展開になってしまった」と反省したが、その直後に打線が奮起した。
「本当に苦しい試合だったが、チーム全員で勝ち切ることができた」と大山。首位の強さを見せるような勝ち方だった。
【時事通信社】
〔写真説明〕7回、逆転の2点適時打を放つ阪神の大山=31日、神宮
2026年07月31日 22時39分