
愛知・名古屋アジア大会は、2028年ロサンゼルス五輪につながる重要な舞台となる。テニス、サーフィン、アーチェリー、ホッケー、トライアスロンなどに加え、五輪の追加競技として実施されるスカッシュは、五輪切符を懸けた戦いとなる。
テニスは男女ともシングルスで優勝し、28年6月の世界ランキングで500位以内にいれば五輪出場権が得られる。スカッシュも同様で、優勝者は世界ランクの条件付きで出場権を獲得。日本勢は、女子の渡辺聡美(Greetings)が優勝候補に挙がる。前回大会は銅メダル。「日本で開催されるので、より一層、金メダルを目指したい」と意気込む。
サーフィンは、今大会で初めて正式競技に採用された。男子で21年東京五輪銀メダルの五十嵐カノアら日本勢は、優勝すれば五輪出場権を得る。アーチェリーのリカーブは混合団体で優勝するか、個人で上位2人に入れば、男女最大各1の五輪出場枠が付与される。
今大会の成績が五輪出場枠に直結しない競技も、出場資格に関わる世界ランキングのポイントが多く獲得できるなど、2年後に向けた大事なステップとなる。日本選手団の井上康生団長は「各競技でアジアのレベルは非常に高くなってきている。選手たちがパフォーマンスを最大限に発揮できるよう、サポートしたい」と気を引き締めている。
【時事通信社】
〔写真説明〕スカッシュのワールドカップ(W杯)でプレーする女子の渡辺聡美(手前)=2023年6月、インド・チェンナイ(EPA時事)
〔写真説明〕波に乗るサーフィン男子の五十嵐カノア=2025年2月、アブダビ(EPA時事)
2026年09月10日 07時06分