マルティネス、5球でぴしゃり=「自分の仕事」全う―プロ野球・巨人



大記録に到達すると、天を仰いで雄たけびを上げ、笑顔を見せた。巨人のマルティネスが、外国人選手初の通算250セーブ。「自分のキャリアの中では全く考えていなかったこの記録を達成できて、心からうれしい」。思いが込み上げ、静かに涙をこぼした。

記録が懸かった1イニングは、わずか5球で締めた。八回に味方が2点を勝ち越し、出番が来た。守護神を迎えた本拠地の熱気は最高潮に。150キロ台中盤の直球に切れのあるスプリット。安定感は抜群で、3者連続の内野ゴロに仕留めた。相手は長年在籍した古巣。「できたら中日相手での達成は避けたかった。しかし自分の仕事をするだけだった」

2017年に中日へ育成選手として入団。先発、救援として経験を重ね、絶対的な守護神に成長した。巨人に移籍した25年も試合を締めくくる役割は変わらず、期待通りの活躍で3度目のセーブ王に輝いた。巨人入団時に「たとえ中継ぎだとしても100%の力を出し切り、役割を全うする」と覚悟を口にした。役目に徹する真摯(しんし)な姿勢も持ち合わせる。

離されていた首位阪神とのゲーム差は1.5にまで縮まった。「幸いにも優勝争いができている。チャンピオンになることが次の一番の目標」。個人の節目を通過点として、リーグ制覇だけを目指している。

【時事通信社】 〔写真説明〕通算250セーブを達成し、天を仰ぐ巨人のマルティネス=10日、東京ドーム 〔写真説明〕9回、力投する巨人のマルティネス=10日、東京ドーム

2026年09月10日 22時48分


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