
2019年以来となるアジアの舞台に、鹿島はJ1王者として戻ってきた。ホームに豪州の強豪ニューカッスルを迎えた初戦は、前半だけで5ゴールと圧倒。「ハイプレスからいい形で試合に入れた」とチャブリッチ。アジア王座奪還を目指す戦いで、好発進した。
前半11~19分の間に3点を奪ったのが大きい。この全てに絡んだのが松村だ。前線からプレスで迫ると、鋭い読みでボール奪取して先制点へつなげ、「あれは狙い通りの形だった」。その後は、難しい浮き球の処理からアシストし、背後へのパスから3点目を導いた。
弱点を逃さなかったのが、大量得点の要因。統率を欠く最終ラインの背後は狙い目で、シンプルに蹴り込んだ形から追加点を重ねた。チャブリッチは、前半でハットトリックを達成。ハーフタイムには3人を交代し、厳しい連戦で負担を減らすこともできた。
J1で3連敗中の苦しい状況で迎えた一戦。鬼木監督は「リーグの敗戦とは関係なく、ACLへの気持ちを出したゲームだった」とたたえた。勝負が決しても、誰一人満足することなく相手へ迫ったのは、なんとも鹿島らしい。流れを変える大勝になりそうだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕ニューカッスル戦の前半、チーム5点目のゴールを決め、ハットトリックを達成した鹿島のチャブリッチ(左)=15日、茨城・メルカリスタジアム
〔写真説明〕ニューカッスル戦の後半、自身2点目となるゴールを決める鹿島の徳田(右)=15日、茨城・メルカリスタジアム
2026年09月15日 22時27分