
深い泥沼から抜け出せない。阪神はこの日も投打に精彩を欠き、連敗は今季ワーストを更新する7に。劣勢をはね返す力も乏しかった。
早めの継投策で勝利への執念は垣間見えた。四回に先発ルーカスが先制点を与え、なおピンチが続く場面で交代。神宮が好救援で期待に応えたが、その後が誤算。六回、昨季から連続無失点記録を続けていた石井がサノーに勝ち越し2ランを浴び、「僕の実力不足。申し訳ない」。七回には及川も失点。昨年のリーグ優勝を支えた2人がそろって打たれた。
打線は光明も見えた。0―1の五回に森下が適時打を放ち、チームに34イニングぶりの得点を生んだ。「チャンスで回ってくるイメージを持ちながら準備していた。物にできてよかった」。1番近本が好機をつくるパターンは九回にも見せた。不幸中の幸いは、巨人も敗れて優勝マジックが一つ減り、14になったことか。一刻も早く負の連鎖を絶ち、連覇へのムードを高めたい。
【時事通信社】
〔写真説明〕阪神先発のルーカス=15日、甲子園
〔写真説明〕5回、同点適時打を放つ阪神の森下=15日、甲子園
2026年09月15日 22時41分