
多くの日本人にはなじみが薄い。それが野球の原型と言われ、2028年ロサンゼルス五輪で正式競技に復活するクリケットだ。女子の日本は前回優勝の強豪インドに1回戦で敗れ、16歳で期待株の加藤彩は「ベストを尽くし、いいところもあった」と汗を拭った。
板のようなバットで硬い球を打ち、打球は後方を含めて全方向が有効。今大会は1イニング制で、投球数が120球か10アウトに達すると攻撃が終わる。加藤彩は4点の快打を2本放つなど、チーム得点の半数近い25点を挙げた。「うまくつなげられて、それはよかった」と振り返る。
父がオーストラリア人で、兄の影響で自身も競技を始めた。豪州で世代別代表に入ったことも。「日本代表としてプレーするのは大好きだし、機会があればいつでも出たい」と言う。
日本は10年広州大会で銅メダルを獲得し、14年仁川大会以来の出場。主将の柳田は「こういう舞台などで多くの人が魅力を知ってくれるといい。知名度が上がれば、次のレベルにいける」。メダルへの道が途切れても、挑戦は続く。
【時事通信社】
〔写真説明〕クリケット女子1回戦、インド戦でプレーする加藤彩(中央)=18日、愛知県口論義運動公園
〔写真説明〕クリケット女子1回戦、インド戦で力走する加藤彩(右)=18日、愛知県口論義運動公園
〔写真説明〕クリケット女子1回戦、インド戦で得点を喜ぶ岩崎(左)と加藤彩=18日、愛知県口論義運動公園
2026年09月18日 20時38分