
広島は、前半で2人少なくなった相手から、なかなか得点を奪えないじれったい試合展開。状況を打破したのはDF中野だった。「1点でも、もぎ取る勝負強さを見せられたのはよかった」。初めて日本代表に招集された直後の試合で存在感を示した。
センターバックの右に入るが、積極的な攻撃参加が持ち味だ。この日もゴール前に速いクロスを供給したり、サイドを駆け上がったりと豊富な運動量を発揮。頭で合わせてゴールを狙う場面もあった。
後半はサイドに開いて攻撃に専念。ゴール前を必死に固める相手に、「シュートを見せないと相手も前に出てこない」と圧力をかけ続けた。23分に自らのスローインの流れから中央へパスをつなぐと、最後に東が均衡を破った。
リーグ戦は中断期間に入るが、自身は日本代表としての活動に臨む。「こんなに濃い2週間を過ごすことはないと思う」と心待ちにする。疲れは見せず、「素晴らしい選手たちが持っているものをすべて盗んで、広島に還元できたらいい」と目を輝かせた。
【時事通信社】
〔写真説明〕前半、ドリブルする広島の中野(左)=19日、福岡・ベスト電器スタジアム
2026年09月19日 22時04分