
停滞感を打ち破る、鮮烈なゴールだった。0―0の後半11分、F東京の俵積田が自陣でボールを持つと、スピードに乗ったドリブルで一気に駆け上がり、そのままミドルシュート。個人技でチームに決勝点をもたらし、「自分の長所が丸々出た」と胸を張った。
開幕節以来の先発出場。ゴールシーン以外でも左サイドで推進力をもたらし、相手守備をかき乱した。松橋監督は「素晴らしい仕事。こういうゲームはどっちが先に流れをつかむか。彼の頑張りがそのきっかけをつかんだ」と称賛した。
チームは3連勝。開幕戦で黒星を喫した後は、7試合負けなしと好調だ。日本代表経験もある22歳のドリブラーは、「上位がいつ転ぶか分からないので、勝ち続けないと。追い掛ける感じでプレッシャーを与えれば、いずれ首位に立てる」。長い戦いを見据えて言った。
【時事通信社】
〔写真説明〕後半、先制ゴールを決めるF東京の俵積田(右)=19日、東京・MUFGスタジアム
2026年09月19日 22時29分