
西武は、レギュラーシーズン2位の躍進に貢献した若手が苦しんだ。3点を追う五回が象徴的。ベテラン源田の犠飛で1点を返し、なお2死一、三塁で、9番に打順を下げた2年目の渡部が捕飛に倒れ、反撃ムードは消えた。
渡部は第1戦では5番で起用されて無安打。復調しないままCSを終えた。20代の選手が多い若いチームで「みんな未知。自分も未知。こういう重圧の中で、1試合目がふがいない形で終わると、やっぱり引きずってしまう」。新人捕手の小島や、23歳の滝沢も本来の力を出せなかった。
西武がCSに出場したのは4年ぶりで、西口監督は「この悔しい経験を初めてした選手が多い。これを来年以降にしっかり生かしていきたい」。試合後に肩を落とした選手やコーチらが、西武ファンの陣取る左翼スタンドへとあいさつに向かうと、球場は温かい拍手に包まれた。
【時事通信社】
〔写真説明〕試合後、スタンドにあいさつする西武の西口監督(右)=12日、ベルーナドーム
2026年10月12日 20時43分