
好機とみるや、町田の望月は右サイドから一気に駆け上がった。リードを2点に広げた直後の後半31分。左を抜け出した明本に呼応してゴール前へ。クロスに合わせて流し込み、「チームとしてあそこは入っていかないといけない。決めるだけのボールが来た」。勝負を決めるゴールを奪った。
平然と振り返ったが、疲労はたまっていただろう。15日にシンガポールでACL2を戦ったばかり。コンディション不良の選手が出て、ベンチのフィールドプレーヤーは通常より2人少なかった。苦しい状況で迎えた一戦で、前半にクロスで先制点をアシスト。90分間、サイドで上下動を続けた。
高さとスピードを合わせ持つ25歳。今月のキリンカップで日本代表に追加招集されたが、出番はなかった。チームで取り組むのはゴール前へ入っていき、逆サイドからのクロスに合わせる動き。ACL2でも決勝点をマークし、この日の得点はまさに理想の形。「目に見える結果が出ていてうれしい」と手応えを得ている。
11月にも代表活動が待つ。「明確に意識しているわけではない。チャレンジしながら、結果としてたどり着けばいい」。アピールを続ければ、その舞台も近づいてくる。
【時事通信社】
〔写真説明〕後半、ゴールを決め喜ぶ町田の望月=18日、東京・町田GIONスタジアム
〔写真説明〕後半、競り合う町田の望月(手前右)と福岡の前田快(同左)=18日、東京・町田GIONスタジアム
2026年10月18日 20時53分