
米球界挑戦の意向を示している横浜高の織田翔希投手が4日から大リーグ球団との面談をスタートさせた。17日までに12球団程度と会う予定で、特定の球団に心が決まるのか、それとも米国の大学進学を選ぶのか。10月のプロ野球ドラフト会議で強行指名した巨人に今後チャンスが生まれるのかも含め、18歳の決断に注目が集まる。
最初に横浜高を訪れたのは総勢8人のレンジャーズで、4日に約2時間、織田と面談した。ジョニー・クラム国際スカウト部長は「唯一無二の投手」と絶賛。「いろいろと質問もあった。非常にいい会話ができた」と振り返った。
有力候補とみられるドジャース、時間をかけて調査してきた名門ヤンキースだけでなく、各球団が面談で育成方針や環境面などをアピールする機会が設けられた。織田争奪戦は今後、激しさを増していきそうだ。
一方で、巨人は6日までに指名あいさつができていない。ドラフト会議の翌日に就任した松井秀喜監督が交渉に「出馬」すれば、後押しになるはず。ただ、松井監督は就任記者会見で「私が行くことによって迷惑になる場合もあるかもしれない。彼の気持ちを第一に考えたい」と慎重な姿勢を見せている。
大リーグ球団との面談が始まる前の2日、横浜高の村田浩明監督は「面談を終えてから考えていくことになる。本人がどうするか、自分で決めること」と話した。当面は大きな決断に必要な声を聞いていくことになる。
【時事通信社】
〔写真説明〕全国高校野球選手権の日南学園戦で力投する横浜の織田翔希=8月14日、甲子園
2026年11月06日 20時48分