
プロボウラーとしての活躍で1970年代にボウリングブームを巻き起こし、「さわやか律子さん」と親しまれた中山律子(なかやま・りつこ)さんが7日、死去した。84歳だった。日本プロボウリング協会によると、病気療養中だった。
群馬県草津町で生まれ、鹿児島県で育った。鹿児島女高、実業団の旭精機ではバレーボール選手で、廃部によってボウリングに転向した。69年の第1回女子プロテストで須田開代子さん(故人)に次ぐ2位で合格。70年に女子プロ初のパーフェクトゲームを達成して注目された。71年に出演したシャンプーのテレビCMで「さわやか律子さん」のイメージが定着した。
投球後に右手を高く上げ、右足を後ろに伸ばす華麗なフォームで公式戦33勝。「人気の中山、実力の須田」と呼ばれてしのぎを削り、共にボウリング界を盛り上げた。
第一線を退いた後はジャパン・レディース・ボウリングクラブ会長、日本プロボウリング協会会長などを歴任。2017年に日本プロボウリング殿堂入り。女子やジュニアを対象とした教室を開くなど普及や発展に尽力した。
【時事通信社】
〔写真説明〕中山律子さん
2026年11月07日 18時01分