鉄壁F東京、揺るがず=もろさ消え安定感―Jリーグ



昨季王者を破った試合後。F東京の松橋監督は記者会見の冒頭で、「前半を見て、どうなることやらという感じだった」と振り返った。思い通りにいかない時間帯を耐えたからこそ、J1記録に並ぶ9試合連続無失点を達成できた。

立ち上がりから鹿島にパスを回された。右サイドバック(SB)の大森が開始早々に警告を受け、1対1の対応で後手に。それでも中央でどっしりと構えたショルツは「ボールを持てない試合でも良さを出せるのが自分たち」。冷静に相手をゴールから遠ざけ、押し込まれたにもかかわらず、前半に打たれたシュートは3本だけだった。

チームの武器は攻撃的なパスワーク。一方、これまでは守備のもろさが足を引っ張っていた。開幕節は前半に退場者を出したことも響いて5失点。稲村は「あの悔しさを全員が忘れずに持てているからこその結果」。SB陣に故障者が続く中でも、847分間無失点と、鉄壁の守りでこちらはJ1記録を更新した。

ただ、指揮官は「1点取られても3点取れば勝ち点3。はき違えないようにやらないといけない」。本来の姿を思い出させるように言った。

【時事通信社】 〔写真説明〕後半、ボールをキープするF東京の稲村(右)=7日、東京・味の素スタジアム 〔写真説明〕前半、ディフェンスするF東京のショルツ(左)。右は鹿島のエウベル=7日、東京・味の素スタジアム

2026年11月07日 20時07分


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