第93回選抜高校野球大会(3月19日開幕、甲子園球場)の組み合わせ抽選会が23日、オンライン形式で行われ、出場32校の初戦の相手が決まった。4度目の優勝を目指す大阪桐蔭(大阪)は第4日第2試合で智弁学園(奈良)と対戦。智弁学園が制した昨秋の近畿大会決勝と同じ好カードになった。
優勝4度を誇る中京大中京(愛知)は1回戦最後の第6日第1試合で初出場の専大松戸(千葉)と、好投手の小園を擁する市和歌山(和歌山)は第4日第1試合で30度目出場の県岐阜商(岐阜)と当たる。第3日第1試合は、具志川商(沖縄)と八戸西(青森)の21世紀枠同士の対決になった。
開幕カードは神戸国際大付(兵庫)と北海(北海道)。開会式の選手宣誓は、第1日に出場する6校の中から仙台育英の島貫丞主将に決定。抽選会に続いて、各校主将がオンラインでインタビューに応じた。
選抜大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年が中止となり、2年ぶりの開催。大会主催者は感染対策をした上で、有観客での実施を予定している。組み合わせ抽選会は当初3月12日に予定されていたが、出場校の準備期間確保のために早められた。
【時事通信社】
〔写真説明〕第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会の前に、あいさつをする日本高校野球連盟の八田英二会長=23日午後、大阪市西区(代表撮影)
〔写真説明〕オンライン形式で行われた第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会=23日午後、大阪市西区(代表撮影)
〔写真説明〕次々と進められる第93回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会=23日午後、大阪市西区(代表撮影)
2021年02月23日 17時53分