世界ボクシング評議会(WBC)、世界ボクシング協会(WBA)ライトフライ級タイトル戦で防衛に成功した統一王者の寺地拳四朗(BMB)が試合翌日の19日、東京都内のホテルで記者会見し、「判定で終わるかKOで終わるかでは全然違う。満足している」と心境を語った。
元世界2階級王者のヘッキー・ブドラー(南アフリカ)に9回TKOで勝利。今後については「3団体統一と4団体制覇をかなえたいというのが今一番強い。来年やっていきたい」と述べた。
初防衛を果たした世界ボクシング機構(WBO)スーパーフライ級チャンピオンの中谷潤人(M・T)は「コントロールして試合を進められた。この階級で統一戦をしたい気持ちは強い」と話した。
キックボクシングから転向し、デビューから2連勝を飾った那須川天心(帝拳)も会見。「自分のパンチで倒れるのがびっくりした。自分を信じることが今後できる。強くなるだけ」と自信を深めた様子だった。
【時事通信社】
〔写真説明〕WBC、WBAライトフライ級タイトル戦で防衛に成功した翌日、記者会見に応じた統一王者の寺地拳四朗=19日、東京都千代田区
〔写真説明〕デビューから2連勝を飾った翌日、記者会見に応じた那須川天心=19日、東京都千代田区
〔写真説明〕初防衛を果たした翌日、記者会見に応じたWBOスーパーフライ級王者の中谷潤人=19日、東京都千代田区
2023年09月19日 16時06分