【カイロ時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとイスラエルの停戦を巡り、米ニュースサイト「アクシオス」は25日、米政府高官の話として、イスラエルとレバノン政府が停戦案に合意したと伝えた。イスラエル政府は26日の治安閣議で承認する見通しだという。ただ、米高官は「承認されるまで問題が起きる可能性はある」と語った。
合意案では、60日の停戦期間中にイスラエルがレバノン南部から撤退し、レバノン政府軍が国境沿いに展開。ヒズボラは国境から約30キロ北のリタニ川以北へ退く。交渉では、イスラエルが必要ならヒズボラを攻撃できる保証を要求する一方、ヒズボラもレバノンの主権侵害は受け入れないと主張していた。
【時事通信社】
2024年11月26日 08時12分
international