【北京時事】英紙フィナンシャル・タイムズは26日、中国の董軍国防相が汚職の疑いで調査を受けていると報じた。複数の米当局者の話として伝えた。李尚福前国防相と魏鳳和元国防相も汚職で処分されており、事実だとすれば国防相経験者が3代連続で摘発される異常事態となる。
同紙によると、軍で続いている一連の汚職摘発に関連しているが、具体的な容疑は不明という。
董氏は、昨年12月に国防相に就任した。今月21日には、ラオスの首都ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)の拡大国防相会議(ADMMプラス)に出席。中谷元防衛相らと会談したばかりだった。
【時事通信社】
〔写真説明〕中国の董軍国防相=21日、ラオス・ビエンチャン(EPA時事)
2024年11月27日 13時30分