【ワシントン時事】米商務省が30日発表した2024年10~12月期の実質GDP(国内総生産)速報値は、季節調整済み年率換算で前期比2.3%増加した。伸び率は前期(3.1%)から縮小し、市場予想も下回った。ただ、プラス成長は11四半期連続で、個人消費がけん引する景気の底堅さが改めて示された。
24年通年のGDPは前年比2.8%増。前年(2.9%増)からやや減速したものの、4年連続のプラス成長となった。
10~12月期は、GDPの約7割を占める個人消費が4.2%増(前期3.7%増)と高い伸びとなり、成長を引っ張った。一方、設備投資は2.2%減(同4.0%増)と13期ぶりに落ち込んだ。住宅投資は5.3%増と、3期ぶりのプラス。
【時事通信社】
2025年01月30日 23時32分
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