自民党は19日、厚生労働部会を開き、政府が通常国会への提出を目指す年金制度改革関連法案に関する議論を再開した。法案は国民負担増につながりかねない内容が含まれるため、党内で賛否が分かれ、政府法案の提出期限だった14日までの閣議決定が見送られた。部会では、国会提出に反対する意見のほか、関係団体からの丁寧な意見聴取を求める声が相次いだ。
部会は今後、経済団体や労働組合などからのヒアリングも実施。政府は4月中の国会提出を目指す。
【時事通信社】
2025年03月19日 19時47分
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