リチャード・アーミテージさん死去=元米国務副長官、知日派の重鎮



【ワシントン時事】知日派の重鎮として知られたリチャード・アーミテージ元米国務副長官が13日、肺塞栓症で死去した。79歳だった。アーミテージさんが創設したコンサルティング会社「アーミテージ・インターナショナル」が14日、発表した。

日米同盟の近代化を主張してきた。ジョセフ・ナイ元国防次官補らと超党派でまとめた政策提言「アーミテージ・ナイ報告書」は2000年以降、計6回発表され、日本の外交政策に大きな影響を与えた。

1945年4月、東部マサチューセッツ州生まれ。海軍兵学校を卒業後、ベトナム戦争に従軍し、80年代に国防総省で要職を歴任した。01年~05年にはブッシュ(子)政権で国務副長官を務めた。

【時事通信社】 〔写真説明〕リチャード・アーミテージ元米国務副長官=2015年7月、ワシントン(AFP時事) 〔写真説明〕講演するリチャード・アーミテージ元米国務副長官=2022年12月、東京都千代田区

2025年04月16日 07時31分


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