
【ニューヨーク時事】プロ野球ヤクルトからポスティングシステムを利用して米大リーグ移籍を目指していた村上宗隆内野手(25)が、ホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約53億4000万円)の契約を結ぶことで合意したと、21日に同球団が発表した。背番号は5。
米東部時間の22日午後5時(日本時間23日午前7時)が交渉期限だった。米メディアによると、ヤクルトへ約658万ドル(約10億3000万円)の譲渡金が支払われる。
シカゴが本拠地のホワイトソックスはア・リーグ中地区に所属。近年は低迷し、3年連続で100敗以上を喫している。過去に、今季までヤクルトの監督を務めた高津臣吾や井口資仁、福留孝介がプレーした。
熊本県出身の村上は2022年に日本選手最多の56本塁打をマークし、史上最年少の22歳で三冠王に輝いた。今季はけがの影響で56試合の出場にとどまりながら、22本塁打。プロ通算8年で892試合に出場し打率2割7分、246本塁打、647打点。
【時事通信社】
〔写真説明〕村上宗隆内野手
2025年12月22日 07時41分