
【ワシントン時事】トランプ米大統領は5日、NBCテレビのインタビューで、米企業の参入でベネズエラの石油産業を1年半以内に軌道に乗せられると自信を示した。企業が負担した費用を米政府が補填(ほてん)する考えも明らかにした。一方、マドゥロ大統領拘束の約1カ月前、トランプ氏が複数の米石油企業幹部に「準備しておけ」と伝達していたことも判明した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)によると、トランプ氏は作戦の詳細は伝えなかったが、漠然としたヒントは与えていた。企業の投資で石油産業の再興を図る計画への意見は求めなかったという。
ベネズエラ攻撃とマドゥロ氏拘束は、数カ月かけて練られた計画だった。情報流出を懸念し、米議会にも事前に通知していなかったとされる。
同紙によれば、米政権は石油企業と協議を進めているものの、ベネズエラで操業する大手シェブロンは、政情不安や従業員の安全確保、投資回収を懸念し、慎重な姿勢を崩していないという。
【時事通信社】
〔写真説明〕ベネズエラ北西部マラカイボの油井=2025年1月(EPA時事)
2026年01月07日 12時39分