
高市早苗首相は13日、自民党の梶山弘志国対委員長ら幹部と首相官邸で会談し、18日召集の特別国会への対応を協議した。首相は2026年度予算案について「年度内成立を諦めていない」と述べ、3月末までの成立も視野に審議を迅速に進めるよう指示した。ただ、予算案の審議入りは衆院解散の影響で例年より約1カ月遅れる見通しで、自民内では「困難」(幹部)との見方が大勢だ。
政府は予算成立が4月以降にずれ込むと想定し、暫定予算案を編成する準備を進めている。首相は予算成立の遅れは経済に影響しかねないとして、26年度予算案の「できるだけ早い成立」を要求した。
首相の指示を受け、自民内では与党の質問時間を削るなどして予算審議を例年より縮める案が浮上している。野党の反発は避けられず、自民幹部は「野党との交渉次第だ」と語った。
一方、木原稔官房長官は13日、衆院各派協議会などに出席し、特別国会の18日召集を正式に伝えた。同日中に衆参両院で首相指名選挙が行われ、第2次高市内閣が発足する運びだ。
特別国会の会期は7月17日までの150日間。20日に首相の施政方針演説など政府4演説、24日から各党代表質問が行われる見通し。その後に衆院予算委員会で予算審議が本格化する。
衆院選での自民大勝を踏まえ、自民は衆院の常任・特別委員長と審査会長の全ポストを与党で独占したいとしていたが、13日の各派協議会では一定の譲歩を示し、常任・特別委一つずつを野党に割り当てる案を提示した。中道改革連合はさらなる譲歩を求めており、改めて協議する。
【時事通信社】
〔写真説明〕首相官邸に入る高市早苗首相=12日
2026年02月13日 18時43分