
【ワシントン、カイロ時事】トランプ米大統領は23日、記者団に対し、米イスラエルとイランの戦闘終結に向け、イランと協議していると明らかにした。近く米イランの会合を開催すると表明。イランの発電所への軍事攻撃を5日間延期する意向も示している。だが、イラン側は交渉の事実を否定しており、緊迫が続く中東情勢が沈静化するかは不透明だ。
米イスラエルのメディアによると、トランプ政権は4月9日を戦闘終結の日に定め、イランと交渉を進める構え。今週にもパキスタンの首都イスラマバードで対面会合を開く方向で調整を進めており、米国からバンス副大統領、イランからガリバフ国会議長らが出席する可能性がある。
報道によれば、エジプトやパキスタン、トルコが米イランの意思疎通を仲介している。パキスタンのシャリフ首相とイランのペゼシュキアン大統領は23日に電話会談し、「緊張緩和と対話、外交の必要性」を確認した。
トランプ氏は、米国とイランが22日に協議し「主要な点で意見が一致した」と主張。双方が取引を望んでおり、「順調に進めば戦闘収束で決着するだろう。さもなければ爆撃を続けるだけだ」と語った。イスラエルのネタニヤフ首相と23日に電話会談し、戦闘終結の条件などを議論したもようだ。
【時事通信社】
〔写真説明〕23日、米フロリダ州で記者団の取材に応じるトランプ大統領(ロイター時事)
2026年03月24日 08時30分