金正恩氏、核物質工場を視察=戦力強化計画を決定―北朝鮮



【ソウル時事】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記は3日、新たに稼働した核物質生産工場を視察した。正恩氏は、核物質生産能力が大幅に高まったことを踏まえ、「核戦力を幾何級数的に強化する」計画を決定した。朝鮮中央通信が4日、伝えた。

韓国の聯合ニュースによると、配信された写真には遠心分離機が写っている。韓国軍関係者は4日、「北朝鮮が公開したのはウラン濃縮施設だ」と述べた。

正恩氏は「過去5年間にわたる核戦力強化の過程を経て、兵器級核物質の生産能力は従来の2倍を超える水準に到達した」と指摘。「核戦力をさらに強化し、核保有国の地位を徹底的に行使することは堅持すべき不変の立場だ」と強調した。

視察に合わせ、正恩氏は、核戦力強化に関する「重要協議会」を開催した。生産能力の拡大と核技術の向上で「次の段階に移行できる成熟した環境が整った」と述べ、「核戦力の質・量の強化を飛躍的に加速させ、幾何級数的に強化する」大規模な計画の手順などを決定した。「核保有国」の地位が不可逆的であることを改めてアピールした格好だ。

【時事通信社】 〔写真説明〕核物質生産工場を視察する金正恩朝鮮労働党総書記(中央)=3日、場所不明(朝鮮通信・時事)

2026年06月04日 15時38分


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