
【ワシントン時事】トランプ米大統領は16日、SNSで、米韓合同軍事演習について、大幅に縮小するようヘグセス国防長官に指示したと表明した。日本時間17日開始の定例合同軍事演習「乙支フリーダムシールド(自由の盾)」を念頭に置いているとみられる。
トランプ氏は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記との「非常に良好な関係」を強調し、米国が合同演習に参加することを「不満だ」と述べた。「演習は費用がかかる」とした上で、北朝鮮を念頭に「脅威でなく敬意を示してきた国に不適切かつ敵対的なシグナルを送ることになる」と主張した。
2018年の初の米朝首脳会談で、トランプ氏は米韓合同演習の凍結を表明。実際に複数の演習を中止した経緯がある。今回の「縮小」表明で、北朝鮮との対話再開を狙い融和的なメッセージを送った可能性もある。15日には、正恩氏と写った写真をSNSに投稿。「正恩氏と私は非常に仲が良い」と書き込んでいた。
トランプ政権1期目に米朝首脳会談は3回行われたが、非核化の進め方を巡って決裂した。政権2期目では米朝の接触は公式に伝えられていない。
【時事通信社】
〔写真説明〕トランプ米大統領(右)と韓国の李在明大統領(AFP時事)
2026年08月17日 12時27分