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「タイミング厳しい」「意味ない」=GW直撃、観光地に嘆き―「まん延防止」適用



東京、京都、沖縄の3都府県に12日から適用される「まん延防止等重点措置」にはゴールデンウイーク(GW)期間も含まれる。観光地からは「厳しいタイミングだ」と嘆く声が上がった一方、若者からは「意味がない」と冷めた反応も聞かれた。

京あめなどを販売する菓子店「錦まるん」(京都市中京区)の店長山内萌さん(38)は緊急事態宣言が2月末で解除されたばかりでの重点措置適用に「こんなに早く出されるとは」と驚いた様子。「仕方がないとは思うが、GWや修学旅行のシーズンはどうしたらいいのか」と先行きを不安視した。

宿泊業界も肩を落とす。ホステルイン京都祇園(同市東山区)ではGW期間中、わずか1部屋しか予約が入っていない。支配人の竹村正弘さん(48)は「(緊急宣言と重点措置は)名前を変えただけ。どれだけの効果があるだろうか」と首をひねる。

多くの若者でにぎわう東京・渋谷。高校3年の女子生徒(17)は「みんなの意識が薄れている。既に適用されている大阪でも感染者は減っておらず、意味はないと思う」と言い切った。

「(重点措置の適用が)ないよりはいいのでは」と話すのは、都内の大学に入学したばかりの大田区の男性(18)。ただ、キャンパスライフを楽しみにしていただけに「新歓コンパなどがないのは残念」と悔しがった。

5月1~2日に東京五輪の聖火リレーが通過する沖縄県。重点措置の適用で実施を不安視する声もあるが、浦添市を走る予定の宮城勇さん(78)は「できるだけ実現してほしい」と力を込める。1964年の前回東京五輪でも走者を務めた。「聖火リレーは五輪の象徴で、欠かすことはできない」と強調しつつ、「もし中止するなら時の流れとして受け入れるしかない」と諦め顔だった。

【時事通信社】 〔写真説明〕東京・渋谷のスクランブル交差点を行き交う大勢の人たち=9日午後 〔写真説明〕「まん延防止等重点措置」が適用される京都市内の様子=9日午後、京都市東山区の花見小路通 〔写真説明〕飲食店街を行き交う大勢の人たち=9日午後、東京都渋谷区

2021年04月09日 18時38分


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