世界成長率、30年まで年2.2%に=金融危機なら一層鈍化―世銀



【ワシントン時事】世界銀行は27日、世界経済の2022~30年の成長率が年平均で2.2%に減速するとの見通しを示した。生産性や投資、労働人口、貿易の伸びがいずれも鈍化することで、11~21年の平均から0.4ポイント低下すると予想した。

世銀はリポートで「主要国で金融危機が起き、世界的な景気後退の引き金となれば、成長鈍化は一層顕著となり得る」と指摘。米中堅銀行2行の経営破綻に端を発した米欧の信用不安の深刻化に警戒感を示した。

【時事通信社】 〔写真説明〕世界銀行本部=米ワシントン(AFP時事)

2023年03月27日 22時36分


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