大相撲九州場所千秋楽は26日、福岡国際センターで行われ、西大関霧島(27)=本名ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、陸奥部屋=が13勝2敗で今年3月の春場所以来、2度目の優勝を遂げた。大関としては初の賜杯獲得。
霧島は14日目に平幕熱海富士との2敗対決を制して単独トップに。千秋楽で熱海富士が4敗となって優勝が決まり、結びで大関貴景勝を退けた。
今場所は照ノ富士が3場所連続で休場し、初日から横綱不在。先場所優勝の貴景勝、豊昇龍の2大関が賜杯争いに絡めない中、一年納めの場所で看板力士としての責任を果たした。来年1月の初場所では横綱昇進に挑む。
【時事通信社】
〔写真説明〕大相撲九州場所で優勝し、賜杯を手に喜ぶ霧島=26日、福岡国際センター(代表撮影)
〔写真説明〕八角理事長(右)から優勝賜杯を受け取る霧島=26日、福岡国際センター
2023年11月26日 18時14分